過呼吸 症状 しびれ

過呼吸でしびれの症状がでる理由は?

過呼吸

 

過呼吸は
  • 不安
  • 緊張
  • 恐怖
  • 激しい怒り

 

などの精神的な強い感情によって起こります。

 

過呼吸は「ハーハー」と激しく呼吸をする状態ですが、
他にも『しびれ』の症状がでることがあります。

 

この記事では過呼吸で『しびれ』の症状がでる原因について解説します。

 

 

過呼吸でしびれの症状がでる原因

 

過呼吸になると手足にしびれの症状がでることがあります。
なぜ過呼吸が原因でしびれの症状がでるのでしょう?

 

過呼吸 しびれ

 

まず過呼吸状態はものすごい勢いで呼吸をします。
呼吸は酸素を吸って二酸化炭素を吐き出す行為です。

 

過呼吸によって体の中の二酸化炭素がどんどん出ていきます。
二酸化炭素は酸性物質なので、過呼吸により体の中の二酸化炭素濃度が減ると、
血液のpHが高くなります。

 

過呼吸 しびれ

 

pH(ペーハー)が7より大きい状態をアルカリ性
pHが7を中性、pHが7より小さい状態を酸性と言います。

 

ちなみにお酢とか胃液、二酸化炭素は酸性です。
重曹はアルカリ性です。

 

細かいことをいいますと、正常な血液のpHは7.4前後です。
ところが過呼吸になると、アルカリ性が進んでpHが7.5前後になるのです。
このことを呼吸性アルカローシスといいます。

 

疑問に感じる女性

 

たったの0.1pHが増えただけでは?」と思うかもしれませんが
体の中ってわずか0.1の変化でも命に関わることだってあるのです。

 

だから体はpHを元に戻そうと頑張り始めます。

 

血液にはアルブミンという物質が入っています。
アルブミンには水素イオンがくっついています。

 

水素イオンは酸性です。だからアルブミンについている水素イオンを引き離して
血液中のpHを7.5から7.4に戻そうとするのです。

 

話はこれで終わりではありません。

 

水素イオンを奪われたアルブミンは不安定な状態で何かとくっつきたがります。

 

そこでアルブミンは血液中のカルシウムイオンとくっつこうとします。
その結果、血液中のカルシウムイオン濃度が減り、低カルシウム血症になるのです。

 

低カルシウム血症になると体がしびれたり痙攣したりといった症状がでます。

 

最後にまとめますと

 

過呼吸 しびれ 原因

 

強い不安や恐怖

 

↓ ↓ ↓

 

過呼吸

 

↓ ↓ ↓

 

呼吸の回数が増える

 

↓ ↓ ↓

 

息の吐き過ぎで二酸化炭素が減る

 

↓ ↓ ↓

 

血液のpHが上がる

 

↓ ↓ ↓

 

血液中のアルブミンから水素イオンを奪う

 

↓ ↓ ↓

 

アルブミンはカルシウムとくっつこうとする

 

↓ ↓ ↓

 

低カルシウム血症になる

 

↓ ↓ ↓

 

しびれやけいれんの症状がでる

 

というメカニズムでした。

 

こちらも参考に!⇒18人が過呼吸になった原因は学校を早退する口実だった?

 

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